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PdMとPjM|外注・業務委託で発注者が混同しやすい役割分担

外注でPdMとPjMを取り違えると、納期も仮説も中途半端になる。成果がプロダクトかプロジェクトかで切る比較表と判断軸を整理します。

村田 文太郎/代表取締役
  • 受託開発
  • 開発会社選び
  • 発注失敗回避

「進行管理できるPdMが欲しい。」——この一文に、すでに混同がある。進行管理の主はPjM(プロジェクト)側で、PdMは価値と仮説の側だ。外注・業務委託で肩書きを取り違えると、納期もプロダクトも中途半端になる。

切る軸は、成果がプロダクトの学習か、プロジェクトの完了かだ。

結論:比較表

観点PdM(プロダクト)PjM(プロジェクト)
主成果仮説検証・指標・何を作らないか範囲・期限・リスク・完了
向く外注新規・改善の価値判断が必要決まっている開発の完遂
赤旗進捗会議だけのPdM発注仕様も価値も全部PjM任せ
成功の見え方指標が動く/学びが残る受入と期日を守る

事例1:PdM発注が進捗係になった

匿名化した一例。週2の業務委託PdM。実態はチケット消化の催促。仮説も指標もなく、3ヶ月で「進行は見えるが何を検証したか不明」。発注文面が「遅延をなくす人」だったのが分岐点だ。

事例2:PjMと価値判断を分けて進んだ

別の一例。基幹寄りの刷新。PjMは委託、何を落とすかの判断は社内事業側+顧問。期日は守られ、スコープ削減も政治ではなく表で決まった。

判断軸

PdM寄りで頼むPjM寄りで頼む
何を作るかがまだ動く何を作るかは概ね固定
成功指標を設計したい複数ベンダー/工程の統括が主
学習が成果完了が成果

両方必要なら、一人に「PdM兼PjM」と書かず、時間配分と決裁を分ける。

次に確認すること

  1. 発注の成功は指標か完了か一文か
  2. 決裁者は誰か(価値/期限)
  3. 肩書きと実態の週次アジェンダは一致するか
  4. 兼務させるなら割合は明示したか
  5. 社内に残す判断は何か

まとめ

PdMとPjMの混同は、用語好きの問題ではない。外注の成果物がズレる問題だ。プロダクトの学習が欲しいのか、プロジェクトの完了が欲しいのか。先に一文で切る。


役割定義を含む発注の相談は、お問い合わせフォーム からどうぞ。

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