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事業と開発の橋渡し役|社内で育てる/外部に頼る判断軸
事業と開発の翻訳者が足りないとき、育成と外部は代替ではない。必要な能力と、社内/顧問/受託の分岐を整理します。
村田 文太郎/代表取締役
- 組織
- CTO代行
- 技術戦略
「ビジネスが分かるエンジニアが欲しい。」——求人にはよく出る。だが四半期の空白を求人だけで埋めると、翻訳不在のまま開発だけが進む。逆に、外部に丸投げすると、社内に判断が残らない。
橋渡し役は、資格名より「決裁に耐える翻訳ができるか」で定義する。社内育成と外部は、時間軸で組み合わせる。
結論:分岐表
| 状況 | 向き |
|---|---|
| 今四半期の投資判断が止まっている | 外部(顧問・代行)を先に |
| 中長期で翻訳を組織能力にしたい | 社内育成を主、外部は型作り |
| 単発プロジェクトの完遂が主 | 受託の主幹+社内決裁者 |
| 「なんでも分かる人」を一人に寄せたい | やめる(役割を分割) |
必要な能力(短く)
- 事業指標と技術リスクを同じ表で話せる
- 「やらない」を利害関係者の前で言える
- 実装の制約を嘘なく経営に戻せる
資格リストは補助。発注・採用では上の行動を聞く。
事例1:育成だけにして空白が開いた
匿名化した一例。社内候補の育成計画を1年で組んだが、その間の優先順位会議に翻訳者が不在。機能は増えたがKPI接続がなく、翌年に大規模な見直し。分岐点は「育成と並行した週2の外部」を置かなかったことだ。
事例2:外部で型を残して内製へ
別の一例。6ヶ月の顧問が優先表と技術投資の説明型を残し、社内リードが引き継ぎ。外部費用は続いたが、決裁の質が先に上がった。
判断軸
| 外部を先に | 社内育成を主に |
|---|---|
| 空白が今四半期の数字に効く | 候補がおり、時間的余裕がある |
| 型(表・会議)が社内にない | 型はあるが人が育っていない |
| 機密・権限を契約で渡せる | 渡せない制約が強い |
次に確認すること
- 橋渡し不在で止まっている意思決定は何か
- 育成の期限と並行策はあるか
- 外部に渡す権限は何か
- 成功を個人英雄にしていないか
- 資格要件が本体になっていないか
まとめ
事業と開発の橋渡しは、流行の職種名ではない。今の空白を外部で埋めつつ、型を社内に残すかが実務の問いだ。一人に全部を載せない。
橋渡し・技術顧問の相談は、お問い合わせフォーム からどうぞ。
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