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技術寄りの営業(プリセールス)は内製か外部か|提案品質が落ちる前の分岐
提案は通るが受注後に詰まるとき、足りないのは資料量より技術と事業の接続。プリセールスを内製/外部にする判断軸を整理します。
村田 文太郎/代表取締役
- 組織
- 受託開発
- 発注失敗回避
「提案は勝つが、キックオフ後にスコープが暴れる。」——営業が強い組織で起きやすい。技術寄りのプリセールス(技術と提案の橋)が弱いと、受注は増えても納品が壊れる。
個人のキャリア記事ではなく、発注・自社組織のどちらに技術提案能力を置くかの話だ。
分岐は、提案品質のボトルネックが「人手」か「技術と事業の接続」かで切る。
結論:内製/外部
| 状況 | 向き |
|---|---|
| 受注後の破綻が続き、提案と実装が分断 | 内製で接続を強めるか、提案段階から実装側を同席 |
| 一時的な提案ピーク | 外部の技術レビューを提案前ゲートに |
| そもそも売れる案件定義がない | プリセールス増員より、狙う領域の再定義 |
役割の定義(発注者・事業会社向け)
プリセールスは「上手いプレゼン」ではない。実現可能性・リスク・概算の根拠を、受注前に誠実に出す役だ。ここが弱いと、安い約束が勝つ。
事例1:営業だけが強くて炎上
匿名化した一例。提案勝率は高いが、技術見積もりが営業側の楽観。3件連続で追加費用と遅延。分岐点は、受注前に実装リードの署名を必須にしなかったことだ。
事例2:外部レビューをゲートにした
別の一例。大型提案だけ顧問がリスクレビュー。勝率は少し下がったが、炎上率が落ち、粗利が安定した。
判断軸
| 内製を厚くする | 外部を足す |
|---|---|
| 継続的に提案が発生する | 大型が稀で、社内にレビュー時間が足りない |
| 実装と営業の分断が常態 | 分断は限定的で、ピークだけ助けが要る |
| 機密上、外に出せない | 出せる範囲が明確 |
次に確認すること
- 受注後破綻の主因は提案の過大約束か
- 実装側の受注前ゲートはあるか
- 外部に見せてよい情報の境界は何か
- 「勝率」だけをKPIにしていないか
- 役割を営業個人の気合に依存していないか
まとめ
技術寄りのプリセールスは、資料の美しさの問題ではない。受注前に嘘のない実現可能性を出す接続だ。内製で持つにせよ外部レビューにせよ、ゲートがない組織は、勝った案件から壊れる。
提案と実装の接続の相談は、お問い合わせフォーム からどうぞ。
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